CD化されたもののほぼ手に入らない作品 第一回「マザーグース」
過去の作品(CDになる前のレコード時代)がCD化はされたけど、意外に手に入らない作品はたくさんあるものだ
人気があれば再販を重ねられるが、人気がなかったり知名度がなかったりする作品は一度CD化 されたらあとは廃盤だ 在庫がなければ手に入らない
この「マザーグース」もそんな1枚だ
金沢出身の同級生の女の子3人のフォークグループだった
1976年に東芝EMI内のレーベル「EXPRESS」からファーストアルバムをリリース 翌1977年にセカンドアルバムをリリースしたが、大した話題にならず1978年に解散している
業界の評判は良かったようだが、一般的な評価にまでは至らなかったようだ
2枚とも内容的には良い
吉川忠英とラストショーがバックを務めており、西海岸的なサウンドだ 特に2枚目はジャケットのイラストはユーミンだし、内容的にも1977年という時代を反映させ、よりアーバンなウエストコーストサウンドとなっている
その後、この2枚のアルバムより 「貿易風にさらされて」と 「マリンブルー」が山下達郎によりリアレンジされたラストショーのバージョンより洗練されたバージョンがリリースされた
YouTubeにはこの山下バージョンで2曲upされている
当時ボクは2枚とも買い、今でも持っている、写真はそのレコードだ 当時は音楽的に雑食で(今でもかw) 1枚目の「インディアンサマー」と一緒に出たばかりのドゥービーブラザーズの「ドゥービーストリート(原題 Takin' it to the streets)」を買った覚えがある
1枚目の「インディアンサマー」が1976年9月5日、2枚目の「パノラマハウス」が1977年6月5日リリースなので、どちらも夏のイメージだった
こんな季節にピッタリの作品!