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Ben Wattの新作「Fever Dream」より「Gradually」


ベン・ワットと言えば1980年代に奥さまのトレーシー・ソーンと

Everything But the Girlでデビューし、当時のネオアコブームの波に乗り人気が出た

ネオアコとは言え、当時の英国のミュージシャン達はフォークだけではなく

ロックやジャズ、ブルースなどをルーツに持つ人が多かった

英国人は基本的に黒人音楽が好きだ

エヴリシング・バット・ザ・ガールもそんな例に洩れず、デビューアルバムの

1曲目からラテンであった

その後、A.O.Rからテクノ、ドラムンベースといったようにジャンルに関係なく

自分たちのやりたい音楽を追求していった

多くのそういった才能とセンスに溢れたミュージシャン達と同じように

今回の新作は31年ぶりにリリースされた前作に傾向は近い

アコースティックからエレクトリックと、どちらにも精通している彼らしく

フォーキーなロックテイストでありながらアンビエントな雰囲気も備わっている

快作だ

マスタリングは、70年代から80年代にかけジャージーなロック、いわゆる

ブルーアイドソウル的な作品で腕を振るったボブ・ラドウィッグだ

サウンドも安心だ

この「Gradually」、映像も素晴らしい

ストーリーのあらすじはこうだ

繁華街のはずれ、うらぶれた街角に娼婦がたむろしている

そこへ、そういった行為目的ではない男がクルマで現れる

名刺を渡して立ち去る、彼は画家だ

ヌードモデルを探していたようだ

彼女は興味本位で彼のもとを訪ね、モデルをやることにする

彼の前でポーズをとり、金を受け取っては帰る、作品が出来上がるまでの関係だ

しかし、次第に彼女の心は・・・

音楽の良さもさる事ながら、映像に引き込まれます


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